快気内祝いの意味とは

よいことが起こったときに配る内祝い

家庭内に何かよいことが起こった際、「我が家におめでたいことがありました」という報告と幸せのお裾分けとして贈るのが内祝いの本来の意味です。例えば、赤ちゃんが生まれたときや家を新築したときなどに贈ります。贈る相手は近所の人や親族、友人など普段から交流のある近しい人が主です。お世話になっている人に感謝と報告を兼ねて送ることもあります。病気の回復や退院もよいことの一つです。普段から付き合いのある人に、「回復しました」「ご心配おかけしました」という気持ちを込めて贈りましょう。このようなときに贈る内祝いの品は決して高価なものである必要はありません。例えばお赤飯や菓子類など複数人で消費できるもので十分です。または洗剤のような日用品も好まれます。

お見舞いのお礼として渡す内祝い

お見舞いやお祝いをもらった相手に贈る品も内祝いといいます。説明したように、内祝いの本来の意味は「おめでたいこと」の報告や普段お世話になった人への感謝です。そのため、退院したときや病気が回復したときには、お見舞いをもらった相手にも回復の報告を兼ねて内祝いを贈ります。お見舞いをもらった人に贈るものですがお返しという意味ではありません。お見舞いをもらったことへのお礼として贈るものです。この場合の内祝いにかける費用は、もらったお見舞いの半額から3分の1程度を目安にします。ただし、たとえ高額なお見舞いをもらった相手でも、高価過ぎる品を選ぶのは失礼になる場合もあるので注意が必要です。お見舞いのお礼として内祝いの品を選ぶときは、相手の嗜好に合わせた飲料や食品、またはタオル類などの日用品がいいでしょう。