全快内祝いの意味とは

全快内祝いとはどのようなもの?

全快内祝いというのは、怪我や病気などで入院や自宅療養していた人が元気になった時にする贈り物のことです。入院をしていると、色々な人がお見舞いにきてくれますよね。そういう人にお見舞いのお礼と、完治したことを伝えるために贈り物をするのが全快内祝いです。全快内祝いと全快祝い両方の言葉が使われますが、意味に違いはありません。結婚や出産をした時にもお祝いを贈りますが、結婚祝いは周囲の人から本人への贈り物、結婚内祝いは本人から周囲の人への贈り物という違いがあります。それと混同して、全快祝いと全快内祝いの意味を間違えてしまう人がいるので注意しましょう。全快祝いが「他の人から贈られてくるもの」と思っていると、恥をかいてしまうかもしれません。

全快内祝いと快気内祝いは違う?

全快内祝いと快気内祝いは似ているため、何が違うのかよく分からないという方もいるでしょう。明確な違いがあるわけではないですが、快気内祝いは退院してすぐの完治していない状態で贈るもの、全快内祝いは怪我や病気が完治してから贈るものと区別して使われることが多いです。簡単に言えば快気内祝いは退院したことをお知らせするもの、全快内祝いは完治したことをお知らせするものと言えるでしょう。

ただし、場合によっては退院して自宅療養をしている時に、全快内祝いを贈るケースもあります。これは怪我や病気が完治することを願い、縁起を担いで全快内祝いを贈るという意味があります。全快内祝いも快気内祝いも、「病気を水に流す」という意味を込めて食べ物や洗剤などの「消えもの」を贈るのが一般的です。