慶事でのお祝いに

慶事でのお祝いでは、家族に起こったおめでたいことのおすそ分けという意味合いで贈る内祝いと、お返しとして贈る内祝いと二つの意味合いがあります。では、どのようなお祝い事で内祝いを贈ればよいのか、どのようなものを贈るのがふさわしいのか、順にあげていきます。

結婚祝いのお返しの仕方

結婚祝いのお返しを贈る時期は、挙式後一か月以内です。ここで注意が必要なのは、お祝いをいただいたらすぐにお礼の電話をかけるか、数日以内にお礼状を送ることを忘れないことです。結婚式の前後はバタバタして…

出産の報告と出産祝いのお返しの仕方

無事出産できたら親族はもちろん、親戚や友人や職場の人などお世話になっている人に報告したいものです。出産直後は疲れているため、親・兄弟・祖父母などだけでよいでしょう。親戚や親友などの親しい人への連絡…

新築祝いのお返しの仕方

本来の新築祝いのお返しは、お祝いを贈ってくれた人たちを新居に招き、食事やお酒を振舞ってもてなすことでした。そのため、そのような機会を設けた上で、縁起の良いお菓子を帰る際にお渡しすれば十分とされてい…

退院や病気からの快復など

快気祝いと快気内祝い、どちらも同じ意味です。お見舞いに来てくれた方や、お見舞いの品やお金を頂いた方、お見舞いには来なかったけれど、心配させてしまった方々に報告と感謝の気持ちを届ける手段でもあります。代表的な3つをあげていきます。

快気内祝いの意味とは

家庭内に何かよいことが起こった際、「我が家におめでたいことがありました」という報告と幸せのお裾分けとして贈るのが内祝いの本来の意味です。例えば、赤ちゃんが生まれたときや家を新築したときなどに贈りま…

全快内祝いの意味とは

全快内祝いというのは、怪我や病気などで入院や自宅療養していた人が元気になった時にする贈り物のことです。入院をしていると、色々な人がお見舞いにきてくれますよね。そういう人にお見舞いのお礼と、完治した…

御見舞御礼の意味とは

入院中のお礼をしたい

病気やけがなど入院せざるを得ない状況は本人は勿論、周囲の人たちにも同様に暗い影を落とします。そのようなときにお見舞いに訪れたり心配してくれる人がいる、ということは入院している人にとってとても心強いものです。退院したらすぐにでもその報告をしたいものですが、自宅療養をしたり通院を続けるなど人それぞれです。しかし入院中にお見舞いに来てくれた人には、感謝と御礼の気持ちをあらわしたいものですよね。 一般的に快気祝いは病気やけがで入院していたときに、御見舞いをしてくれた人に御礼の気持ちを込め、お返しの品物を送ります。また快気、という意味からもわかるように病気やけが治ったときに送ります。一方で御見舞御礼は快気祝いと同じ意味と捉えがちですが全く違うのです。

御見舞御礼は快気祝いとは違う

御見舞御礼は一見すると快気祝いと同じように思われますが、少々違うので注意が必要です。快気祝いは病気やけがなどが治り入院中にお見舞いをしてくれたことに対して、感謝やお礼の意味を込めて送ります。御見舞御礼は退院し入院中のお見舞いに対してお礼を意味する、ということは快気祝いと共通するのですがいったん退院、または自宅療養をするために退院したときに使います。 病気が全回復していない状態をあらわすほか、お見舞いをもらったのに入院が長くなりそう、というときにも使用します。このほかにも退院が出来ないまま亡くなってしまったが入院中のお見舞いのお礼をしたい、という意味でも使いますがこの場合紅白結び切りではなく黒白結び切りの熨斗を用います。